年寄りには優しく教えてくだされ

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仕事の関係で、何とかワープロくらいは打てるようになったが、はてなブログに書かれているシステム?関係のアルファベットの羅列はチンプンカンプン。なのでこのブログも四苦八苦しているのだが、パソコンを使っていない友人や先輩になると、点もマルもなくて、漢字変換がぶっとんだ「おかんメール」が来るし、メールを打つのがめんどくさいのですぐ電話してくる。という訳で、高いお金払ってカケホーダイにしている。 

携帯電話がまだ一般に普及していなかった頃、私には携帯電話とカメラが一体化するということが全く理解できなかった。

「電話にカメラをくっつけてどうするんだ?何でもくっつけりゃええってもんではないよねー」と友達と言い合っていたのだが、私らの頭には、家庭用電話機とカメラが浮かんでいたのだ。

しかし、友達の旦那は「そりゃ、音声データと画像データが一緒に送付できるんだから便利だよね」と感心していた。この時、私と友達にはまだ「データ」という概念がなかったのだ。 

今でこそ、何となく理解できるようになったけれど、それでもデジタルネイティブの人たちとは違う世界に住んでいるようだ。私のばーちゃんの時代には、ガスと電気の区別のつかない年寄りがいたが、それと同じだ。

そして今、笑っている若い人たちもまた、時代の進歩に付いていけなくなるのだよ。

だからね、「ばーちゃん、ガスは感電しないんだよ」って優しく教えてくだされ。

奈良のバイク事故 自業自得だというけど、やりきれないなあ  

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ヘルメットは2つだけ… 奈良のバイク8人死傷事故

 8月31日の午前2時、奈良市の国道24号で大型2輪とミニバイク2台が転倒し、14~18歳の男女8人が死傷した事故で、8人全員が大型二輪免許を持っていなかった。死亡したのは、17歳の少年3人と18歳の少年2人、14歳と17歳の少女2人は助かっている。

 

深夜にノーヘル、信号を無視して、曲乗りで暴走していた彼らは、いずれも未成年だった。中には14歳の中学生まで混じっていた。自分の命を粗末にするということは、心配してくれる家族や、まともな大人が周りにいなかったような気がする。ニュースのコメントは、「関係ない人が巻き添えにならなくてよかった、自業自得、残りも一緒に死んだらよかった」という同情の余地のないものばかりだった。

けどねー、やっぱりねー、未成年の子供たちが亡くなるのは嫌だよお。せっかく生まれてきたのに、やりきれないよお。

 

9月1日「防災の日」に思う、人間ってほんとに忘れっぽいのさ

9月1日は「防災の日」だそうだ。正確にはもう夜中過ぎたので2日になっているんだけど。

この間、四天王寺さんの境内を横切って歩いていると、なぜかいつも気にしたことのない無縁仏の塔が気になった。近づいていくと、「安政地震津波碑」という立て看板が目に入った。看板には、「1854年11月4日、5日の両日に相次いで発生した安政東海地震と同南海地震による犠牲者を供養し、津波災害の状況を後世に伝えて警告するため、町人一同によって建立された」とある。ピラミッド状に積み上げられた無縁仏の最上段に、こんな石碑があるなんて今まで全く知らなかった。安政の大地震というのは、江戸を中心として1万人以上が亡くなった大地震であるが、その前後に全国で大地震が連続して起こっている。

 

平成7年の阪神大震災の後、大正橋の脇に建てられている「安政津波の碑」がテレビでよく取り上げられていた。そこには、「1707年に起こった宝永大地震の時、小舟に乗って避難した人たちが大勢亡くなったのに、長い年月が過ぎてこれを伝え聞く人がほとんどおらず、今度の安政地震でまた同じことが起こってしまった。地震があればかならず津波が襲うことを心得て、今度こそは忘れないように碑文に墨を入れて伝えていってほしい」と書かれている。

先祖がこれほどの教訓を残してくれているにも関わらず、私を含め、関西の人たちは本当に油断している。あの日、石碑に引き寄せられていったということは、もうそろそろカウントダウンが始まっているんだよ、年金の心配している場合じゃないんだよ、と聖徳太子さんが教えてくれているのかもしれない。

 

 

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驚いた。ブログを始めようと思ったら3ヵ月経っていた。

 

若い時には絶対わからなかったこと。それは時間が年とともに加速していくということ。それにしてもこんなに時間の過ぎるのが早くなるとは思っていなかった。理由はいろいろ言われているけど、理由を知ったからと言って時の流れは止められない。このままではあっという間にあの世行きだ。そういえば中学の頃、友達と長生きなんてしたくないねぇと言い合っていたな。「もう40歳なんて考えられない。30歳でもいいわ。できたら20代で死にたい」なんてさ。でも気が付いたらこの有様なんだよ。人生100年時代というけれど、そんなには生きなくていい。けどもうちょっとだけ生かしておいてください。後片付けちゃんとしたいから。

 

初めまして鬼田です。

強すぎる春一番が吹いた。どこかで屋根が吹っ飛んだ。

北海道では数年に一度の大寒波で亡くなった人がいるというのに、誰もがもう少しで春が来ることを疑わない。不思議だ。

 

初めまして鬼田です。

アタマの中の記憶がどんどんぼやけて消えていくので、日常生活のちまちまとか、旅の思い出なんぞを書いておこうと思う。日記も家計簿もつけられない性格なのでいつまで続くかわからないけど。