病める時も健やかなる時もひとり

再びやってしまったかも。朝から肺に少し炎症がありそう。咳はほとんど出ないけど。
まだ体温37度だけど、何やらぞくぞくする。スーパーでビタミン剤とビタミン系ドリンクを買っておけば良かった。

今時はインフルとコロナと風邪の区別がつかない。明日、高熱が出たら「高熱外来」に行こうと検索したら、近所に一か所だけあった。良かった、私の信頼するかかりつけ医だった。

コロナの後、後遺症も含めて、経過観察をするための病院探しに困った。退院したら近所の総合病院に行くつもりだったのに、コロナ関係は一切診ませんだと。「もう退院していて感染のリスクもないと言われたんですが」と言っても無駄だった。

仕方なく、大阪府の後遺症外来の検索をしたら、何やらコミュニケーションが難しい若い男性が出てきて(バイトだろう)、45分以上延々と同じことをエンドレスに問診する。もう疲れ果てて病院だけ教えてくれと言ったら、近くにはないという。なんやねん。自宅からずいぶん離れた胃腸病院の名前を言ったので、一応電話を掛けてみた。

すると、コロナ関係は診ないという。大阪府の後遺症外来検索のところから紹介されたと言うと、「えっ!」と驚いて、電話を30分もたらいまわしにした挙句、「毎日診察のドクターが変わるので、毎朝電話を掛けてきて、その日のドクターが診ると言ったら来てください」だと。もう死にそうになった。

そういう訳で、退院後は受診できないまま、ひと月以上経過してしまった。まだ満足に歩けないし、頭もおかしかったのに。
職場からは、療養費の申請書を提出するように言われるのだが、医療機関に申請書を書いてもらわないといけない。その医療機関が見当たらない。仕事をしていると、近所に「かかりつけ医」なんていないのだ。

ダメ元で、歩いて5分(当時は15分かかった)の小さい診療所に電話したら、はきはきした若い女性のドクターが、「診ますよ」「書類も書きます」と言ってくれた。ありふれた言い方だが、地獄に仏だった。

退院して2週間以上経っているので、もう感染力はないと言って、本当にじっくりと聴診器で肺の音を聞いてくれた。聴診器をしっかり使う医師は本物である。そしてそれ以降、ずっと経過観察もきちんとしてもらえた。

話を聞いていると、実によく勉強していて、「学会でもいろんな報告がなされているので、どちらがいいかは決められないけど、、」と言いつつ、自分の意見をはっきり言ってくれる。「手術すれば生存率は55%、しなければ45%。どちらにするのもあなたの自由な選択です。さあ、どうぞ」というのは本物ではない。究極の選択ができるように応援するのがほんまもんだよ。

それ以降、私の「かかりつけ医」に勝手に決めさせてもらった。若い医師なので、どうぞ健康に気を付けて私より長生きして欲しい。今回も職場の人の言うことなんか聞かずに、まず「かかりつけ医」に相談すれば良かったな。

「私はひとりが好き」とか言うてるYoutuberとかブログは多いけど、結局ひとりというのは、こういうことなんだよん。病める時も健やかな時も、ひとりがいいと言うのならほんとにひとりが好きなんだろう。
私は、昔からしんどい家族だったので、何も期待していないのがいいのかも。     ま、そういうことで、ぞくぞくし始めたので、背中にホッカイロを2枚貼り付けた。           加湿器もオン、濡れマスク装用、枕元に水分。これから金柑はちみつ飲んで寝る。  

明日はどうなっているやら。

朝、天気は良かったんだけど、午後から変な雲と太陽さん。               右側は龍神さんにも見えるな。縁起はかつがないけどね。